肉の冷凍と解凍の仕方について語ってみるー解凍の時短方法ー

料理

スーパーマーケットで買いだめした肉は、多くて使い切れないことが多くないですか?

私は、買ってきた精肉を、すぐに小分けにして保存用ポリ袋に入れて冷凍してしまいます。

そう。保存するのは、時間さえあれば、まぁ何とかなるのですよ。

問題は、実際に料理に使う時にいかに簡単に解凍するかということ。

時間をかけて冷蔵庫解凍や、レンジでの解凍ボタンでの肉の解凍はものすごく時間がかかるので、とても面倒に感じます。

色々と試す中で、最善ではないけれども、冷凍した肉は、通常のレンジで通常のやり方で温めるということが一番簡単であるということにたどり着きました。

実際に、私が解凍に要している時間や方法を、私のやり方として語っていきます。

今回、豚の薄切り肉や一口大に切った鶏肉をポリ袋に入れて冷凍した肉を対象にしていますので、ご参考にしてください。

どんな肉をどんな方法で冷凍しているかー肉の冷凍保存方法ー

私は、豚小間切れや、豚のもも肉切り落としなどの薄切り肉を買うことが多いです。

買ってきたら、ビニールをはがし、トレイに載った状態で、塩を軽く振りかけてから、手のひらくらいの分量になるように、保存用ポリ袋に入れておく。

塩を振る理由は、肉の保水力を高めるためっぽい感じだったかな。

A4サイズくらいのトレーの肉を買ってきた場合は、4~5袋に分けるように入れています。

袋に肉を分けたら、空気をできるだけ抜いて平らにし、袋の口をしばっておく。

その4~5袋を重ねて、まとめて別の大きめなポリ袋に入れて口をしばります。

余裕があれば、肉の種類と日付を書いておくと、いつ買ったのか分かって使いやすくなりますよ。

(と書いてはいますが、結構忘れます・・・。できる範囲でやれば良いのでは・・・と。)

ブロック肉や鶏肉1枚の場合は、実際に使用するときのサイズに切り分けておいてから保存袋に入れるようにします。

鶏肉の場合は、塩だけでなく砂糖も同じくらいの量をパラパラかけてから、保存袋にいれるようにしているかな。(砂糖はさらに保水力アップ的な感じで)

豚肉に砂糖を入れなくなったのは、あまり理由はないけれども、何となく味に影響するような気がしたのかは定かではない・・・。

いや、ただ何となくっていう・・・。

できるようだったら、いずれの場合にも、袋に入れてから、塩や砂糖がかかっていない部分にも、塩や砂糖を振りかけると保水効果が。

ただ、面倒な時はやるのを省略することも多々あるので、できる範囲で。

とにもかくも、袋に小分けしたら、冷凍庫でカチカチに冷凍保存する訳ですよ。

直前に解凍したい理由

そう。肉を冷凍するときはいいのです。

問題は、「解凍」作業が大変面倒だと私は感じます。

前日に次の日に使う肉を、冷凍室から冷蔵室に置いておけば、解凍は確かに簡単です。・・・が。

いざ使おうと思った時に、レシピ的に肉がいらなくなったり、別の料理を作りたくなったり、考えていた料理を材料がなくて作るのを諦めたりすることもある訳で。

そう思うと、料理を作る直前に凍った肉を取り出したい訳です。

まぁ、私の単なるエゴですが。

だからといって、レンジの解凍機能を使っても、通常よりは時間がかかってしまいます。

解凍方法

解凍する方法はいくつかありますが。

以下、解凍方法を考えていきます。

自然解凍

料理前日に、冷凍室から冷蔵庫に凍った肉を移す。

→長時間がかかるものの、解凍は確実。

流水解凍

凍った肉の袋を、水を張ったボウルにつけておく。

このとき、少量の水を流しながら行う。

→思ったより時間がかかるが、自然解凍より早い。水が無駄。

レンジの解凍機能で解凍

レンジの解凍ボタンで解凍を行う。

→流水解凍より早いが、重さで温め時間が変わるので、思うように解凍できない。

一部、肉が過熱された状態になってしまう。

通常のレンジ(600W)で、1分だけ加熱後、放置もしくは炒めて加熱する方法

通常のレンジ(600W)で、1分くらい肉が白くならない程度に加熱してみる。

その後、他の料理の準備をするなどの時間に放置する、もしくは、フライパンで少量の水と一緒に加熱して、解凍と加熱を一気にしてしまうというもの。

この方法で解凍兼加熱をしてしまえば、一気に時間が短縮されて面倒がありません。

なお、凍った状態や生肉だと包丁で切りにくいですが、加熱された肉を切るのは楽なので、私的にはオススメです。

次に、この通常のレンジ(600W)で解凍する方法を詳しく説明していきます。

【オススメ】通常のレンジ(600W)で、1分だけ加熱後、フライパンで炒めて加熱して結果的に解凍する方法

ポリ袋に入った冷凍肉をそのままレンジ(600W)で約1分。

1分加熱後、あまりにも硬いようだったら、様子をみて追加で数十秒レンジで加熱する。

基本的に完全な解凍はできていない状態で、そこそこ硬いままでもOK。

フライパンに、1㎜~2㎜くらいの水を入れ、ひとつまみの砂糖と、ひとつまみの塩、大さじ1くらいの酒と、大さじ1くらいの油を入れて、混ぜ混ぜ。

これらの調味料で肉のパサパサ感が少し減るような気がします。取りあえずどれか無くても、大体でOK。

火をかけると同時に解凍した肉を入れて、中火くらいでフライパンを加熱。

何となく肉を裏返しつつ、まだ凍って張り付いている部分や、はがれていない肉を何となくはがしながら、色が変わるまで加熱。

加熱が終わったら、いったんお皿にのせて粗熱を取っておきます。

私は、加熱後に肉を必要な大きさに切って、必要な料理に使います。

加熱前に切るよりも、加熱後に切った方が切りやすいので、順序は逆だけれども、いつも加熱後に必要な分だけ小さく切って使うことも多いですね。

まとめと感想

「レンジで解凍」と「レンジで通常600W1分加熱」でも、一部加熱されてしまう部分はあれども、大体同じような状態になっている感じがします。

味は80%の味を目指しているので、もっと美味しい肉を食べたい人は、時間をかけて解凍する方が良いかもしれません。

しかし、時短を考えるなら、レンジで通常加熱後にフライパンで炒めるというやり方が、楽だな~というのが私の感想です。

あくまでも、時短にこだわった私の方法でした。

参考になるようでしたら幸いです。

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